法政大学小金井鉄道研究会の活動記録
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本来3月に開催予定のはずが地震の所為で延期となってしまったてっけんツアーが、5月まで延期されてながらも、無事開催されました。
また、延期になったたことから、今回は今年度の新入生にとって初めてのてっけんツアーとなり、いつもとちょっと変わった雰囲気でした。
そして、今回の題材ですが、都下を走るあまり知られていないモノレール「多摩都市モノレール」、そしてあまりメジャーではない西武拝島線の末端区間を巡る旅となりました。
まず、上北台駅に参加者全員集合となる予定でしたが、ASレモン301氏が遅刻したことから新入生二人と私のみで、一日乗車券を利用して上北台の隣の駅、桜街道駅へ向かいました。
桜街道駅はその名の通り桜街道との交差点に設けられた駅で、閑静としています。趣味的には面白くない駅ですが、付近に工場があるためか、利用者は少なくはないようです。
私としては北参道駅を思い起こすような駅でした。
周囲を見て回った後、上北台に一回戻った後玉川上水へと向かいます。
また、延期になったたことから、今回は今年度の新入生にとって初めてのてっけんツアーとなり、いつもとちょっと変わった雰囲気でした。
そして、今回の題材ですが、都下を走るあまり知られていないモノレール「多摩都市モノレール」、そしてあまりメジャーではない西武拝島線の末端区間を巡る旅となりました。
まず、上北台駅に参加者全員集合となる予定でしたが、ASレモン301氏が遅刻したことから新入生二人と私のみで、一日乗車券を利用して上北台の隣の駅、桜街道駅へ向かいました。
桜街道駅はその名の通り桜街道との交差点に設けられた駅で、閑静としています。趣味的には面白くない駅ですが、付近に工場があるためか、利用者は少なくはないようです。
私としては北参道駅を思い起こすような駅でした。
周囲を見て回った後、上北台に一回戻った後玉川上水へと向かいます。
玉川上水駅は西武拝島線との乗換駅で、駅周辺には北多摩看護学校などが存在するなどなかなか栄えています。乗り換え客が多く、上北台から来た閑散としていた列車に一気に乗客が乗る駅です。同駅でASレモン氏と合流予定でしたが、手違いにより隣の砂川七番駅での合流となりました。
ASレモン氏との合流後、向かった駅は高松駅です。ここにはモノレールとしては珍しい構造をした車庫線があります。
このように、デルタ線のような不思議な構造をしています。
この車庫線はループ線となっており高松駅側から進入した列車は、車両基地内に入った後基地内を一周し、立飛駅側から出る形になっています。また、さらに出庫線が合流した後すぐの立飛寄りにはポイントが設置されており、列車を北行本線から南行本線に転線できるようになっています。
ちなみにこのモノレールの留置線の一部はトミンハイム立川泉町の一階部分にあり、三田線の志村検車場の様な形でモノレール車両が留置されています。
次は一気に南下して多摩センター駅に向かいます。
多摩センター駅は多摩ニュータウンの中核となる地区だけあって、かなり発展しています。また、駅の下には大きな駐車場が設けられており、周辺地区の利用者もカバーできています。
ちなみに、多摩都市モノレールは現在は当駅が終点ですが、計画ではさらに町田方面へ路線を伸ばす予定であり、終端の構造物は延伸を考慮して作ってあるようです。
多摩センターで昼食をとると、再びモノレールで北上し、今度は松が谷駅へと向かいます。
一件何の変哲もない松が谷駅は、実は普通のモノレールの高架駅ではありません。
なんと、地上と改札階が直結しています。地形のためとはいえ、かなり不思議な光景です。
さらに北上し、中央大学・明星大学駅へ向かいます。
名前の通り中央大・明星大の最寄駅であり、通学客を考慮して階段が多かったり改札口が他の駅と比べると異様に広いのが特徴です。さらに多摩モノレールのほかの駅とは異なった特徴的なデザインです。それぞれの大学とは通路でつながっており、ちょっと歩けばすぐ大学の敷地内です。ちなみに知人に明星大生がいますが、駅から出てすぐ大学なので、通学がとても楽だそうです。
ちなみにこの駅と多摩動物公園駅駅の間には多摩都市モノレール唯一のトンネルである「多摩丘陵トンネル」があります。
そして、次は程久保駅へと向かいます。
程久保駅は京王動物園線が真横に見え、駅のホーム上から動物園線を撮影できる変わった駅です。周囲にある見れそうなものは程久保川くらいしかありません。
程久保駅で隣を走る動物園線を見ているうちに、ASレモン氏が京王動物園線に乗りたいと言い始めたので、当初予定にはありませんでしたが、モノレールで高幡不動駅まで向かい京王動物園線に乗車することにしました。
京王線高幡不動駅構内は京王の主力車両基地が併設されているだけあり、配線が非常に複雑です。ASレモン氏は動物園線の電車が発車する直前までずっと駅構内の配線を観察していました。
京王動物園線は高幡不動駅から多摩動物公園駅を結ぶわずか一駅間の短い路線です。3分ほどで終点の多摩動物公園駅に到着します。
多摩動物公園駅の脇には京王の娯楽施設兼広報施設、京王れーるランドがありました。こじんまりとしていますが、動物園の近くだけあって結構小さい子供が遊んでいました。また、5000系列の行先表示板(サボ)や前面行先表示装置などの貴重な資料も少しながら置いてあります。
多摩動物公園から再びモノレールに乗り、立川北で下車。立川駅から青梅線に乗り換え拝島を目指します。
ここから西武拝島線で西武立川へ行く予定だったのですが、またまたASレモン301氏の提案でかつて日本最長の踏切といわれた倉庫前踏切・八高倉庫裏踏切、西武立川7号踏切(以下、倉庫前踏切)の跡地に行ってみることにしました。
青梅線から見える側には現在でも踏切の一部は残っていることは車窓から見れましたが、降りて西武拝島線側へ行ってみると踏切であった部分の舗装は完全に撤去され、さらに踏切入口のあった部分は周囲と同じフェンスで綺麗にふさがれており、通り抜けることはおろかそこに踏切があったことすら解らなくなっていました。
そして、今日最後の目的地、西武拝島線西武立川駅へ向かいました。途中で天候が急変したことからあまり駅の周りを回ることはできませんでしたが、拝島駅の隣だというのに「ここは本当に首都圏なのか?」と思わず言ってしまいそうなくらい寂れています。一応北側には住宅地があるのですが。南側は全く開発されておらず、周囲100m位は原っぱが広がっていました。
西武立川の寂れ方に驚きを残したまま、今季の旅の終点である西武拝島線玉川上水へと向かいます。ここで解散でしたが、みな立川駅へ向かうので、揃って今日最後の多摩都市モノレールに乗車。立川南で下車し、立川駅からおのおのの家路へと別れていきました。
最後に、みなさんお疲れ様でした。私としては多摩都市モノレールと、西武拝島線は多摩の魅力があふれていてすごく印象に残りました。また行きたくなりそうです。
この記事を見ている皆さんも多摩都市モノレールに乗ってどこかへ行ってみませんか?
(文責:せきほし)
ASレモン氏との合流後、向かった駅は高松駅です。ここにはモノレールとしては珍しい構造をした車庫線があります。
このように、デルタ線のような不思議な構造をしています。
この車庫線はループ線となっており高松駅側から進入した列車は、車両基地内に入った後基地内を一周し、立飛駅側から出る形になっています。また、さらに出庫線が合流した後すぐの立飛寄りにはポイントが設置されており、列車を北行本線から南行本線に転線できるようになっています。
ちなみにこのモノレールの留置線の一部はトミンハイム立川泉町の一階部分にあり、三田線の志村検車場の様な形でモノレール車両が留置されています。
次は一気に南下して多摩センター駅に向かいます。
多摩センター駅は多摩ニュータウンの中核となる地区だけあって、かなり発展しています。また、駅の下には大きな駐車場が設けられており、周辺地区の利用者もカバーできています。
ちなみに、多摩都市モノレールは現在は当駅が終点ですが、計画ではさらに町田方面へ路線を伸ばす予定であり、終端の構造物は延伸を考慮して作ってあるようです。
多摩センターで昼食をとると、再びモノレールで北上し、今度は松が谷駅へと向かいます。
一件何の変哲もない松が谷駅は、実は普通のモノレールの高架駅ではありません。
なんと、地上と改札階が直結しています。地形のためとはいえ、かなり不思議な光景です。
さらに北上し、中央大学・明星大学駅へ向かいます。
名前の通り中央大・明星大の最寄駅であり、通学客を考慮して階段が多かったり改札口が他の駅と比べると異様に広いのが特徴です。さらに多摩モノレールのほかの駅とは異なった特徴的なデザインです。それぞれの大学とは通路でつながっており、ちょっと歩けばすぐ大学の敷地内です。ちなみに知人に明星大生がいますが、駅から出てすぐ大学なので、通学がとても楽だそうです。
ちなみにこの駅と多摩動物公園駅駅の間には多摩都市モノレール唯一のトンネルである「多摩丘陵トンネル」があります。
そして、次は程久保駅へと向かいます。
程久保駅は京王動物園線が真横に見え、駅のホーム上から動物園線を撮影できる変わった駅です。周囲にある見れそうなものは程久保川くらいしかありません。
程久保駅で隣を走る動物園線を見ているうちに、ASレモン氏が京王動物園線に乗りたいと言い始めたので、当初予定にはありませんでしたが、モノレールで高幡不動駅まで向かい京王動物園線に乗車することにしました。
京王線高幡不動駅構内は京王の主力車両基地が併設されているだけあり、配線が非常に複雑です。ASレモン氏は動物園線の電車が発車する直前までずっと駅構内の配線を観察していました。
京王動物園線は高幡不動駅から多摩動物公園駅を結ぶわずか一駅間の短い路線です。3分ほどで終点の多摩動物公園駅に到着します。
多摩動物公園駅の脇には京王の娯楽施設兼広報施設、京王れーるランドがありました。こじんまりとしていますが、動物園の近くだけあって結構小さい子供が遊んでいました。また、5000系列の行先表示板(サボ)や前面行先表示装置などの貴重な資料も少しながら置いてあります。
多摩動物公園から再びモノレールに乗り、立川北で下車。立川駅から青梅線に乗り換え拝島を目指します。
ここから西武拝島線で西武立川へ行く予定だったのですが、またまたASレモン301氏の提案でかつて日本最長の踏切といわれた倉庫前踏切・八高倉庫裏踏切、西武立川7号踏切(以下、倉庫前踏切)の跡地に行ってみることにしました。
青梅線から見える側には現在でも踏切の一部は残っていることは車窓から見れましたが、降りて西武拝島線側へ行ってみると踏切であった部分の舗装は完全に撤去され、さらに踏切入口のあった部分は周囲と同じフェンスで綺麗にふさがれており、通り抜けることはおろかそこに踏切があったことすら解らなくなっていました。
そして、今日最後の目的地、西武拝島線西武立川駅へ向かいました。途中で天候が急変したことからあまり駅の周りを回ることはできませんでしたが、拝島駅の隣だというのに「ここは本当に首都圏なのか?」と思わず言ってしまいそうなくらい寂れています。一応北側には住宅地があるのですが。南側は全く開発されておらず、周囲100m位は原っぱが広がっていました。
西武立川の寂れ方に驚きを残したまま、今季の旅の終点である西武拝島線玉川上水へと向かいます。ここで解散でしたが、みな立川駅へ向かうので、揃って今日最後の多摩都市モノレールに乗車。立川南で下車し、立川駅からおのおのの家路へと別れていきました。
最後に、みなさんお疲れ様でした。私としては多摩都市モノレールと、西武拝島線は多摩の魅力があふれていてすごく印象に残りました。また行きたくなりそうです。
この記事を見ている皆さんも多摩都市モノレールに乗ってどこかへ行ってみませんか?
(文責:せきほし)
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