法政大学小金井鉄道研究会の活動記録
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去る12月11日に行われたてっけんツアーの報告をします。という事ですが、今回は1年生のわたくし、石渡の不手際で写真の数が少なくなってしまいました。その結果文章での報告になることをご了承ください。
さてさて、今回は関東都市圏の中でも特にマイナー(?)な私鉄、相鉄線めぐりです。東急、東武、西武、京成…関東南部で複雑な他者間相互直通運転を行っている私鉄はかなり多い、その中で相鉄は他社線との直通を行っていません。そのせいで知名度、いや名前を聞いた時の印象があまり大きくないというのもまた事実ですが、それがゆえか独特の魅力もあるんじゃないか、そういう訳で企画したわけですよ今回。結果と反省点は後々に。
さてさて、今回は関東都市圏の中でも特にマイナー(?)な私鉄、相鉄線めぐりです。東急、東武、西武、京成…関東南部で複雑な他者間相互直通運転を行っている私鉄はかなり多い、その中で相鉄は他社線との直通を行っていません。そのせいで知名度、いや名前を聞いた時の印象があまり大きくないというのもまた事実ですが、それがゆえか独特の魅力もあるんじゃないか、そういう訳で企画したわけですよ今回。結果と反省点は後々に。
スタートは横浜駅です。4面3線の高架駅、乗車位置に合わせて安全柵が存在する乗車用ホーム。安全柵までつけておいてホームドアはないの?という問いかけが聞こえてきそうですが、ホームドアを設置する予定はないとの事です。列車を降りてホームの中ほどにある階段を下ると1階改札、そのまま直進すると2階改札となっており、待ち合わせの際にはどちらで待つの、と決めておく必要がありますね。1番線は基本的に各停、2,3番線は急行と快速が使用しています。ちなみに改札にほど近い車止めにはなぜか自動連結器が……
続いて向かったのはお隣の平沼橋駅、横浜より先端から横浜駅の様子をうかがい知れるほどの至近距離にあります。横浜駅からの距離は0.9キロ?0.5キロ程度しか無いような感覚なのですが……この駅は10分間隔の各停のみ停車で、狭いホームの左右を快速や急行が次々に通過していきます。まさに都会の小駅……
その次に向かったのは西横浜駅です。ここも各停のみ停車する駅ですが、駅の西側には電留線が存在し、当日も9000系が留置されていました。西横浜車掌区の建物もここに存在するのですが、脇の公道から入れてしまうような構造です。こんなに警備が甘くていいのだろうか、という感じですが。ここで横浜から並行してきたJR東海道線と横須賀線とは分かれます。
続いては星川駅。ここは快速も停車、各停用の待避線も存在する2面4線の駅です。現在、星川周囲は高架化工事の真っ最中、ホームも仮設状態になっています。日曜日のせいか車の通りもそれほど多くありませんでしたが、平日ともなればこの周囲の踏切がかなり混雑するようで。やはり渋滞緩和は都市鉄道の宿命のようです。
次は西谷駅です。西谷駅も2面4線のホームを持ちますが、下り副線である1番線は既に線路が撤去され、JR貨物船横浜羽沢駅方面への直通線、そこから東急線の日吉駅までの直通線を作る神奈川東部方面線構想が進んでいます。2010年の3月に起工式が行われ、JR貨物船方面は2015年、東急線方面は2019年に完成する予定。まだ4年も歳月があるとだけあり、周囲を見ても工事で大きく変わりつつある場所とは言えない雰囲気です。この駅をクロスする形で上を東海道新幹線の高架があります。
二俣川で分岐し、続いて訪れたのはいずみ野線内のゆめが丘駅。駅全体をスカイブルーのカーブした鉄骨で囲み、鉄骨の間を透明アクリル板で覆ったユニークな構造の駅です。関東の駅100選に選ばれるほどの物でしたが、経年劣化でちょっとその面影は薄れてしまったような気がしました。駅周囲は野菜畑が広がり、日曜日の真昼時だけあって人通りは少なく閑散としていました。ちなみに相鉄本線内にある希望ヶ丘駅とコラボし、“ゆめ→希望”の往復切符なる物があります。受験シーズンともなれば演技担ぎに来る人々も後を絶えないようですが、自分もここに来ていれば国公立に…以下省略。
次は終点の湘南台駅です。1面2線の地下ホーム、東口、西口双方とも小田急線の駅である雰囲気が強いこと強いこと。“相鉄=海老名”と勘違いしている人によっては気づかないかもしれませんね。自由通路は随分ときれいですが、乗り入れている路線の数のわりには大きいような…そういう印象です。
昼食の後に向かったのは本線の希望ヶ丘駅、先述のゆめが丘駅と並んで縁起担ぎにされる(?)駅です。1面2線の相対式ホームで、ゆめが丘駅とはずいぶん違った雰囲気を持ちます。駅周辺もこちらは古くからの商店街(大半が日曜で休日でしたが…)と住宅街、商店街から離れると高台への坂を上り、その上に住宅地が広がっていると言った感じです。
続いて向かったのはかしわ台駅。相鉄線の車両センターが海老名寄りにあり、この日は日曜の午後とだけあって多くの列車が電留されていました。写真を撮り忘れてしまって雰囲気をお伝えすることができないのは残念ですが、遠方の山々に沈む夕日が車両基地に影を作る、かなり美しい光景を目にすることもできました。ところでかしわ台駅には“東口”という存在が有名で、ホーム横浜寄りの階段を通じ、そこから300メートル以上歩いた場所に改札口と小さなログハウス状の駅舎がある、といった具合。まさしく住宅街の中に隠れている雰囲気で、西口から東口へと向かうのは地図なしでは無理でしょう……
最後は終着の海老名駅です。すでに日も暮れ、相鉄と小田急の改札口がある南口は駅周辺の再開発によって建てられた大規模量販店のネオンサインが既に輝き、かなりの活気を感じる事が出来ます。その一方で、JR相模線のある北口は駐車場ばかり、周囲に建物も少なく、遠方の山々の淵際だけが夕日に照らされているのがはっきりと見て取れるレベルという、まさに平野が広がっていました。
というわけで今回の総括、大都市である横浜から電車で10数分、下町の雰囲気溢れる住宅街、そして野菜の耕作地帯があふれる県央方面へと向かう相鉄線、その中で進むJR貨物船経由の新宿方面、そして東急東横・目黒線方面直通を目指す大規模工事、まさしく都市近郊の私鉄という情緒がありました。それが一番率直な感想です、はい。ただし、自分のスケジュールが時間優先の物となってしまい、結果的に無意味に時間通りに動き回って肝心な場所まで回れないところ、自分の下見不足で現場でどこへ行くのか迷う結果となってしまいました。まあ初めての担当という事もありますが、次回以降の担当はこのような点を改善して望もうと思います。
続いて向かったのはお隣の平沼橋駅、横浜より先端から横浜駅の様子をうかがい知れるほどの至近距離にあります。横浜駅からの距離は0.9キロ?0.5キロ程度しか無いような感覚なのですが……この駅は10分間隔の各停のみ停車で、狭いホームの左右を快速や急行が次々に通過していきます。まさに都会の小駅……
その次に向かったのは西横浜駅です。ここも各停のみ停車する駅ですが、駅の西側には電留線が存在し、当日も9000系が留置されていました。西横浜車掌区の建物もここに存在するのですが、脇の公道から入れてしまうような構造です。こんなに警備が甘くていいのだろうか、という感じですが。ここで横浜から並行してきたJR東海道線と横須賀線とは分かれます。
続いては星川駅。ここは快速も停車、各停用の待避線も存在する2面4線の駅です。現在、星川周囲は高架化工事の真っ最中、ホームも仮設状態になっています。日曜日のせいか車の通りもそれほど多くありませんでしたが、平日ともなればこの周囲の踏切がかなり混雑するようで。やはり渋滞緩和は都市鉄道の宿命のようです。
次は西谷駅です。西谷駅も2面4線のホームを持ちますが、下り副線である1番線は既に線路が撤去され、JR貨物船横浜羽沢駅方面への直通線、そこから東急線の日吉駅までの直通線を作る神奈川東部方面線構想が進んでいます。2010年の3月に起工式が行われ、JR貨物船方面は2015年、東急線方面は2019年に完成する予定。まだ4年も歳月があるとだけあり、周囲を見ても工事で大きく変わりつつある場所とは言えない雰囲気です。この駅をクロスする形で上を東海道新幹線の高架があります。
二俣川で分岐し、続いて訪れたのはいずみ野線内のゆめが丘駅。駅全体をスカイブルーのカーブした鉄骨で囲み、鉄骨の間を透明アクリル板で覆ったユニークな構造の駅です。関東の駅100選に選ばれるほどの物でしたが、経年劣化でちょっとその面影は薄れてしまったような気がしました。駅周囲は野菜畑が広がり、日曜日の真昼時だけあって人通りは少なく閑散としていました。ちなみに相鉄本線内にある希望ヶ丘駅とコラボし、“ゆめ→希望”の往復切符なる物があります。受験シーズンともなれば演技担ぎに来る人々も後を絶えないようですが、自分もここに来ていれば国公立に…以下省略。
次は終点の湘南台駅です。1面2線の地下ホーム、東口、西口双方とも小田急線の駅である雰囲気が強いこと強いこと。“相鉄=海老名”と勘違いしている人によっては気づかないかもしれませんね。自由通路は随分ときれいですが、乗り入れている路線の数のわりには大きいような…そういう印象です。
昼食の後に向かったのは本線の希望ヶ丘駅、先述のゆめが丘駅と並んで縁起担ぎにされる(?)駅です。1面2線の相対式ホームで、ゆめが丘駅とはずいぶん違った雰囲気を持ちます。駅周辺もこちらは古くからの商店街(大半が日曜で休日でしたが…)と住宅街、商店街から離れると高台への坂を上り、その上に住宅地が広がっていると言った感じです。
続いて向かったのはかしわ台駅。相鉄線の車両センターが海老名寄りにあり、この日は日曜の午後とだけあって多くの列車が電留されていました。写真を撮り忘れてしまって雰囲気をお伝えすることができないのは残念ですが、遠方の山々に沈む夕日が車両基地に影を作る、かなり美しい光景を目にすることもできました。ところでかしわ台駅には“東口”という存在が有名で、ホーム横浜寄りの階段を通じ、そこから300メートル以上歩いた場所に改札口と小さなログハウス状の駅舎がある、といった具合。まさしく住宅街の中に隠れている雰囲気で、西口から東口へと向かうのは地図なしでは無理でしょう……
最後は終着の海老名駅です。すでに日も暮れ、相鉄と小田急の改札口がある南口は駅周辺の再開発によって建てられた大規模量販店のネオンサインが既に輝き、かなりの活気を感じる事が出来ます。その一方で、JR相模線のある北口は駐車場ばかり、周囲に建物も少なく、遠方の山々の淵際だけが夕日に照らされているのがはっきりと見て取れるレベルという、まさに平野が広がっていました。
というわけで今回の総括、大都市である横浜から電車で10数分、下町の雰囲気溢れる住宅街、そして野菜の耕作地帯があふれる県央方面へと向かう相鉄線、その中で進むJR貨物船経由の新宿方面、そして東急東横・目黒線方面直通を目指す大規模工事、まさしく都市近郊の私鉄という情緒がありました。それが一番率直な感想です、はい。ただし、自分のスケジュールが時間優先の物となってしまい、結果的に無意味に時間通りに動き回って肝心な場所まで回れないところ、自分の下見不足で現場でどこへ行くのか迷う結果となってしまいました。まあ初めての担当という事もありますが、次回以降の担当はこのような点を改善して望もうと思います。
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